VOL3326 2024.1.8

第96回日本学生氷上競技 3日間の戦いが終わる
~男女子総合成績5位、主力揃わず上位逃す~
~ショートトラック優勝得点がスピードの不振を補う~


群馬県で熱戦が繰り広げられてきた「第96回日本学生氷上競技選手権大会(インカレ)」は最終日を迎えた。1月7日、群馬県渋川市・高崎健康福祉大学伊香保リンクでスピードスケートのインカレの華、大学対抗団体戦の男女2000mリレーとチームパシュート(団体追い抜き)2種目と前橋市ALSOKぐんまアリーナでは男女フィギュアスケートフリーが行われた。スピードスケートは最初の種目女子2000mリレーに、山梨学院は2名の選手が大会直前の発熱のため帰甲、メンバーが組めずに棄権。男子は1走・大野遥輝、2走・大窪優太、3走・金子直樹、4走・吉澤翔が力走するも10位と振るわず、次の男女チームパシュートに対抗得点獲得の望みを懸けた。女子は佐々木成果、尾谷琴音と体調不良から最終日に復帰した中西琴菜が1組目で出走、3人一組がリンクを6周、練習は不十分だったが息の合った滑りを見せ7位に入った。男子はリンクを8周。4年生の小原伊織、両角元太が2年生の田丸諒一とともにインカレ最後の種目を力強く滑り6位。得点獲得に貢献した。フィギュアスケートでは、吉岡詩果が前日のショートで7位入賞圏内と健闘。この日のフリーでは危惧されたジャンプのミスが続き、順位を総合で13位に落とした。その結果、女子はスピードスケートの大学対抗得点は8位、男子は9位だったが、ショートトラック、フィギュアスケートの3部門の総合成績では男女W優勝のショートトラックの得点が順位を押し上げともに総合成績を5位とした。競技終了後、チーム全員で恒例の集団滑走を行い、4年生はインカレ引退式で後輩から花束を贈られ、大学での競技を終えた。

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