山梨学院高校野球部に吉報がもたらされた。1月26日、大阪市内で「第96回選抜高校野球大会」選考委員会が行われ、出場校32校が決定した。その結果がインターネットLIVE配信中継で発表された。午後3時半過ぎ、山梨学院高校の校名が告げられるとその模様を同校芙蓉ホールのスクリーンで見守っていた野球部員たちから大きな拍手が起こり、その瞬間を待った多くの報道陣が一斉にカメラのシャッターを切った。山梨学院は昨年の秋季関東地区大会で準優勝を果たし出場は確実視されてはいたが、目標としていた前回大会優勝の「紫紺の大優勝旗」を全員で返還することが現実となり、喜びは格別なものとなった。出場は3年連続7回目となる。出場校発表は21世紀枠から始められ、続けて北の地区から順に高校名と選考理由が説明され、山梨学院は関東地区の2番目に読み上げられた。出場決定後、同席した山梨学院高・吉田正校長は「また、甲子園を沸かして県民に元気を与えてもらいたい」と激励の言葉を掛けた。続けて吉田校長、吉田洸二野球部監督、吉田健人野球部部長による記者会見が開かれ、それぞれ挨拶と記者との質疑応答が行われた。その後、野球部員は前庭に出て写真撮影や記者の取材に応じた。組み合わせ抽選会は3月8日に行われ、大会は3月18日より30日の決勝戦まで21世紀枠2校、一般選考29校、神宮大会枠1校の計32校の高校球児が頂点を目指してしのぎを削る。再び『山梨学院旋風』を巻き起こせるか。
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