VOL3332 2024.2.16

山学短大栄養士コース2023年度「専門的実践力外部試験」
~10項目の審査基準を食の専門家が厳正評価~
~独自色溢れる成人女性向け昼食献立で2年間の集大成~


2年間、山梨学院短期大学食物栄養科栄養士コースで学んだ学生が知識と技術を総動員して挑む卒業試験、2023年度「専門的実践力外部試験」が2月15日、16日の両日、短大調理実習室で行われた。この外部試験は、文部科学省に認定された「卒業時における『質保証』の取り組みの強化」として学修成果を学内外の両輪で評価し、社会に目に見える形で提示していくもので今回、7回目となる。栄養士コース2年生55人が2日間午前・午後組4グループに分かれ行われた内容は、成人女性(18歳~29歳)を対象に学食や社員食堂で提供される冬(2月)の昼食献立を想定し、あらかじめ与えられた課題で献立を作成し、実際に1人分を調理・完成させる。学生は、この日までに何度も試作を繰り返し作った独自の献立を約1時間半で調理。調理中には山梨県内の食に関する第一人者3人の外部審査員が調理台を回り、学生があらかじめ提出した献立表を手に、作業するひとり一人を見回り、視点項目通りに作業が行われているか確認した。料理完成後には、学生は審査員に献立についてのプレゼンで思いを伝えた。それに対して審査員は材料や味付けや彩りなど細かいやり取りを交わし、その後、講評を行った。結果は、10項目にわたる評価表を基に厳正な審査を経て、卒業式事前指導において配布される。

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