2024年(令和6年)3月1日、隣接する『不老園』の梅の花が見頃を迎える中、山梨学院高校で2023年度「第66回卒業証書授与式」が挙行された。式は同校体育館に感染症防止対策のため参列者全員がマスク着用の上、特進コースプレミア系列、同アドバンス系列、進学コース合わせて343人の卒業生のほか、教職員、保護者が参列して行われた。午前10時、開式の言葉に続き、卒業生総代の特進コース・本間達教さんが卒業証書を受け取り、続いて皆勤賞、創立者古屋賞(特別表彰)、外部団体表彰の各代表に賞状が授与された。学校長式辞では吉田正校長は「酒折山の樹々の芽吹きが始まり、春の到来を感じるこの良き日にこのように卒業式を執り行い、卒業者の門出を皆様とともに祝うことができるのは私たち教職員にとってもこの上ない喜びです・・・」と門出の言葉を送った。在校生の送辞を受けて、答辞では前生徒会長の井上希さんが「休み時間にみんなや先生とたわいもない話をする日常が私は心から大好きでした。このような3年間があっという間に過ぎてしまい、今日はもう卒業式ですね。さみしいですけどそれぞれの進路で頑張っていきましょう。みんな絶対に活躍できる人たちです」と涙ながらに3年間の日々を振り返り、卒業生は、OBでシンガーソングライター・伸太郎さんの「卒業~それぞれの旅立ち~」の生歌に送られ、学び舎を巣立っていった。
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