VOL3342 2024.3.28

選抜野球準々決勝 山学高4強狙うも
~健大高崎の二枚看板投手の前に打線沈黙~
~3試合連続先発の津島、爪めを割り制球乱す~


28日、「第96回選抜高校野球大会」準々決勝4試合が行われた。1回戦、2回戦を順当に勝ち進んだ山梨学院高は同じ関東地区代表の群馬・高崎健康福祉大高崎高校と対戦した。この日も三塁側アルプススタンドには約550人の応援団が甲子園に駆け付け熱い応援を繰り広げた。第2試合の山梨学院の試合は、ほぼ予定通りの午前11時前に開始された。先攻の山梨学院に対し、健大高崎はエースナンバーを背負った佐藤龍月を先発に送った。選抜2試合に14イニング無失点の好投をした佐藤を前に、山梨学院打線は5回まで1安打無失点と沈黙した。山梨学院先発の津島悠翔も2試合を1失点と好投し、チームの勝利に貢献。この試合も4回まで順調に無得点に抑えるも、5回裏、前の回に突然制球を乱したところを健大高崎に四球を絡め、甘くなったボールを捉えられ長短打で4失点を喫し無念の降板。櫻田隆誠に救援を仰いだ。6回には山梨学院も一死満塁の好機を作るが、主軸の4番梅村団の併殺打で無得点に抑えられた。櫻田も7回に健大高崎の強力打線に捕まり、二死から2本の適時二塁打と適時安打で2点を追加され0-6と差を広げられた。粘り強さを発揮できるか。山梨学院は8回、先頭の櫻田が安打で出塁、続く代打山田将吉郎の安打、四球で続き無死満塁の大きな好機に3番河内佑樹は中犠飛を放ち、ようやく1点を挙げるが試合はここまで。連覇を注目された山梨学院の選抜は8強で終わった。

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