VOL3343 2024.3.30

「第二十六回酒折連歌賞」問いの片歌記者発表
~酒折連歌の魅力を伝え、答えの片歌を広く募集~
~応募期間は4月1日より9月30日まで~


酒折連歌賞実行委員会は3月29日、山梨学院広報スタジオで「第二十六回酒折連歌賞」問いの片歌の記者発表を行った。廣瀬孝嘉酒折連歌賞実行委員長から酒折連歌賞の概要や今回の問いの片歌、『笑わないで答えてほしい本当のこと』『満点の星を巡らせば指揮棒止まる』など5句が紹介され、それらの句に対する答えの片歌の応募要項などが説明された。酒折連歌は「古事記」によると倭建命(日本武尊)が大和への帰途に酒折宮に立ち寄った際、詠んだ片歌に御火焼(かがり火役)の老人が片歌で返した逸話が連歌の起源とされたことから、酒折宮が連歌発祥の地といわれるようになった。「酒折連歌」と名づけているものは、5・7・7の問いの片歌に対して5・7・7の答えの片歌の問答形式になっている。「酒折連歌賞」は、全国に例を見ない独自の文学賞として新たに興し育てていこうと1998年(平成10年)、山梨学院大学が母体になり創設された。回を重ねるごとに周知され、全国の老若男女はもとより海外からも応募が寄せられ、創設から四半世紀経った応募累計は817,915句に上る。今回で二十六回目の「酒折連歌賞」答えの片歌の応募期間は4月1日より9月30日までとし、酒折連歌賞事務局は前回の30,214句を上回る応募に期待を寄せる。

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