2024年度「関甲新学生野球春季1部リーグ戦」が4月6日開幕。山梨学院大は1戦目、同大川田野球場で行われた新潟大戦に10-0、7回コールド勝ちでリーグ戦の幕を開けた。関甲新1部リーグは10校、5月中旬までの日程を、各チームは1試合総当たりの勝率制でリーグ優勝と、その先の全日本大学選手権出場を懸けて熾烈な戦いを繰り広げる。4月7日2戦目、山梨学院は同大野球場に作新学院大を迎えて対戦した。後攻の山梨学院は、リーグ戦初先発の森山晃輔がマウンドに上がった。森山は2回表、作新学院の先頭4番に安打、続く5番には二塁打、四球と続き一死満塁のピンチに立ったが、後続を併殺打に抑えピンチを凌いだ。しかし3回には2連続安打と犠飛で1点先制を許した。一方、山梨学院打線は相手長身の投手に4回まで1安打と抑えられるも、5回一死後、7番山口晃が右越えの本塁打で追いつくと、6回には先頭の1番乙黒颯斗の二塁打を足掛かりに小技を絡め2点を加え3-1と逆転。さらに7回には継投した投手から7番山口が口火を切り、3連打や相手投手の制球の乱れなどに乗じて5点を奪い、なおも二死満塁で8番岩﨑瞭が走者一掃の三塁打で8点を奪い、この時点で11-1。コールド勝ちが成立した。初先発の森山は3回以降、作新打線を無安打に抑えて1点を守り、7回完投勝利を挙げた。チームは開幕2連勝、幸先の良いスタートを切り2014年春季リーグ以来の2回目の優勝を目指す。
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