山梨学院大バレー部女子は、昨年秋季リーグに創部8年目にして初の2部リーグに参戦、5位という結果を残し残留を決めた。そして迎えた4月13日、2024年度「春季関東大学女子バレーボール2部リーグ」が神奈川大学横浜キャンパスで開幕した。山学は初戦、秋季リーグ戦8位の立教大と対戦した。立教のサーブで始まった第1セット序盤、山学の緩急をつけたスパイクやフェイントでリードするも、立教もエーススパイカーの強いアタックで食い下がった。山学が1回目のタイムアウトから一気に点差を広げると、なおも粘る立教を振り切り25-20で第1セットを奪った。第2セットに入ると山学は、レシーブからリズムを作り多彩な攻撃につなげ25-12。セットカウント2-0と優位に立った。第3セットも立ち上がりから連続4ポイントを奪い、このまま勝利の流れに乗るかと思われたが、立教もここから反撃、粘り強い守備と左右サイドからのスパイクポイントで接戦に持ち込んだ。攻守のバランスが良くなった立教に対し、山学は守備の乱れ、スパイクの精度も欠き、何とか僅かなリードで迎えた終盤、手痛い3連続ミスを犯し、23-25とセットを落とした。2-1で迎えた第4セット、流れが立教に傾き山学が追う拮抗した展開は、終盤まで1ポイントを奪い合う熾烈な戦いが続いた。しかし、24―23山学マッチポイントに立教のスパイクがエンドラインを割り、試合に終止符が打たれた。山学は大事な初戦に大きな勝利を手にした。
詳しくはこちら