第38回関東大学女子サッカーリーグが4月13日に開幕し、前年1部リーグ優勝の山梨学院大サッカー部女子は、4月14日に山梨学院和戸サッカー場で前年2部リーグ王者の国士舘大と対戦した。試合序盤は相手の素早いプレスに苦しめられ、中盤でボールを奪われ、サイドから国士館大に何度もクロスを供給されるも、DFの中津留彩奈(4年)、宮本仁奈(4年)、大髙心(3年)の懸命なブロックやクリアにより、自陣ゴールを死守する。山学大は自陣から相手DF陣の裏のスペースを狙ったロングボールをFW坂井瑠南(4年)が追いかけるも、得点チャンスには繋がらない。前半はシュート1本で折り返し、後半はFW木許和心(4年)やMF山田歩美(2年)が両サイドを駆け上がり、FW伊藤琴音(2年)、齊藤桃花(4年)にボールを繋ぎ再三の決定機を演出するも最後まで得点は上げられず、リーグ初戦はスコアレスドロー決着となった。”リーグ優勝の王座を守る立場”と“1部へ昇格して上位を目指す立場”の構図が垣間見えた苦しい初戦となったが、新たなメンバーでスタートを切ったチームは悲観することなく、次節でのシーズン初勝利を狙う。
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