VOL3352 2024.5.4

第19回関東学生女子ソフトボール春季1部リーグ
~山学大会初日の屈辱の2連敗から2連勝~
~群雄割拠のリーグ戦、敗戦を糧に更なる飛躍へ~


4月29日開幕した「第19回関東学生女子ソフトボール春季1部リーグ戦」第2節が5月3日、埼玉県・東京国際大学キャンパスで行われた。山梨学院大は、第1節の清和大、淑徳大に敗れ、3年ぶり6回目の優勝を狙うチームは、2連敗からの波乱の幕開けとなった。近年、各チームの実力が拮抗する群雄割拠の様相を見せ、僅かなミスがチームの浮沈を左右する。第1試合目の東海大戦。先攻の山学は1回、2回と走者を得点圏に進めるも、後続が倒れ好機を逃した。先発の手塚心彩は、4回まで無安打で東海打線を抑えると、山学打線は5回、先頭の9番河西真奈の安打に続き1番松原緑が左越え三塁打で先制。続く2番吉田美緒の犠飛で2点目を入れた。その後は、7回先頭の松原が2本目の三塁打に、再び吉田が中犠飛で1点を加え3-0とした。投げては、手塚が7回を完封に抑えた。2試合目は東京国際大との対戦。この試合も先攻の山学は1回表、1番松原が左前打で出塁。2番吉田の内野安打の間に好走して三塁まで進塁。さらに相手の連係ミスを逃さず本塁を陥れ1点目。さらに小技により走者を得点圏に置いて、6番中込楓の適時打などでこの回4点を挙げた。3回には押し出しの四球で1点、6回にも集中打を浴びせて4点を加えた。連投の先発手塚は5回まで1失点の好投で試合を作り、6回に継投した兵働彩七はこの回を3者凡退に抑え、チームは9-1でコールド勝ち、2勝2敗とした。残り1試合、宿敵城西大戦に一矢を報いる。

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