5月10日、高校生アスリートが学校対抗得点獲得に力と技を競い、熱戦を繰り広げた高校スポーツの祭典「第76回山梨県高校総合体育大会」が3日間の戦いを終え閉幕した。山梨学院高校は、2年連続男女W優勝の快挙に挑み、今大会でも躍動し得点を重ねた。しかし、男子は2年連続4回目の優勝を果たすも、女子は日本航空高と優勝を競ったが同点となり、優勝種目の僅か1差で惜しくも優勝を逃した。今年も学校対抗得点に大きく貢献したのは陸上、バドミントン、テニス、ソフトボール、水泳で、特に陸上競技では男子の活躍が目覚ましく、この競技での総合優勝にも輝いた。他にもバドミントンの4連覇、ラグビーの連続優勝が光り、2年連続の総合優勝に貢献した。また、すでに終了している硬式野球優勝が大きくプラスした。女子は、2位と優勝は逃したものの、陸上競技中長距離の得点が目を引き、テニスの強さは他を寄せ付けず、団体、ダブルス、個人シングルスも上位を独占した。また、新体操でも個人、団体ともに優勝、バドミントンでは初優勝を目指したがライバル校にあと一歩で涙を飲むも、健闘を見せた。今大会は、弓道や卓球、新しく強化運動部に指定された男子バスケットボールなどが大躍進を見せ、今後の山学高アスリートたちのさらなる進化を予感させた。全競技終了後、閉会式が行われ男子山梨学院、女子日本航空に優勝旗が授与された。新緑がまぶしい季節の中、高校生が吹き込んだ風がさらりと流れていった。
詳しくはこちら