VOL3360 2024.5.27

第32回関東学生女子ソフトボール選手権大会
~山学3位 15回連続インカレ出場権獲得の快挙~
~2連覇を目指すも、城西大の牙城を崩せずに~


5月25日から山梨県を舞台に開催している「第32回関東学生女子ソフトボール選手権大会・第59回インカレ関東地区予選会」2日目が甲府市小瀬スポーツ公園球技場ほかで行われた。この大会は、東京都を除く関東の大学12チームがトーナメント方式で関東一の座を競い、さらに先日行われた春季リーグ1位・2位のチームに与えられたインカレ関東代表出場権の残り4枠を争う。前回大会優勝の山梨学院大(山学大)は春季リーグで不覚を取り、今大会での獲得挑戦となった。大会1日目に東海大に勝利し、26日大会2日目、第1戦に代表枠を懸けて東京国際大(東国大)と対戦。1回表、山学大は先頭1番、松原緑がセフティーバントで出塁すると、2番長田華の犠打が相手守備の失策を誘い、無死二塁一塁の好機に3番椋梨琳花の適時打で先制。東国大も2回裏、先頭打者の安打を犠打と果敢な走塁で本塁を陥れ同点に追いつく。山学大は2回以降も毎回のように得点圏に走者を送るが、1点が遠い状態が続いた。互いの投手の好投で決め手に欠き7回を終了。1-1でタイブレークに突入。8回の息詰まる攻防は、堅実な攻撃の山学大が攻撃ミスを犯した東国大を2-1で破り辛勝。15回連続インカレ出場権を獲得した。引き続き行われた準決勝は、宿敵城西大と対戦。ここまで連投好投続けてきた手塚心彩が2回裏に4連打を浴び2失点。打線は緩急を使い分けた相手投手を攻略できずに0-2で敗退。目標の2連覇関東第1代表には及ばなかった。

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