フリースタイル7階級の大学団体対抗戦「東日本学生レスリングリーグ戦」が6月24日、東京・駒沢屋内球技場で開幕。26日まで3日間の日程で開催され、24日は予選リーグ、2日目25日は順位決定リーグが行われた。順位決定リーグは1部16校が4つのグループに分かれ、そのグループ順位同士が争い順位を決めていく。グループ1位で通過することが優勝を争う必須条件。Bグループの山梨学院は、2年連続惜敗による準優勝で苦杯をなめており、今年こそは6年ぶりの優勝を目指してマットに上った。1日目、予選リーグで青山学院を7-0、育英大に6-1、専修も6-1で下し、3戦全勝で1位~4位を決める順位決定リーグに進んだ。25日は2試合が組まれ、Cグループ1位の中央大、Dグループ1位日大と対戦した。中央大との対戦では、1戦目に86㎏級の増田大将が抜擢されたが、先制を守り切れず敗退。2戦目は主将の74㎏級鈴木大樹が嫌な流れを払拭する動きでTF(テクニカルフォール)勝利。続く50~57㎏級の勝目大翔、65㎏級荻野海志、86~125㎏級のソヴィット・アビレイ、61㎏級小野正之助、70㎏級冨山悠真と勝利を続け、1試合目を突破した。第2試合目のDグループ1位の日大戦は、1戦目、鈴木が切れのある動きで相手を圧倒。先陣を切ると、2戦目、最軽量の勝目は怒涛の速攻でTF勝利。続く70㎏級森田魁人、小野もTF勝利で続き、この時点で山学大の勝利が確定。2試合を勝ち抜いた。26日最終日、無敗のAグループ日体大と3年連続、優勝を懸けた戦いに挑む。
詳しくはこちら