VOL3388 2024.8.27

第100回関東大学バスケ男子1部リーグ開幕 山学2連敗
~山学2連敗スタート。躍進を続けるチームに気の緩みか~
~古田監督、上級生に厳しく奮起を促す~


記念すべき「第100回関東大学バスケットボール男子1部リーグ戦」が8月24日開幕。昨年1部昇格し、14チーム中9位と健闘を見せ1部残留。今年5月に行われた関東大学トーナメントでも強豪校相手に4位と存在感を見せた山梨学院大バスケットボール部男子が1部2年目を迎えた。大会1日目に先の春の関東大学トーナメントで勝利した東海大と対戦したが大差で初戦を落とし25日大会2日目、栃木県小山市・白鷗大大行寺キャンパスで拓殖大と対戦した。2戦目、昨年の1部リーグ戦に2勝している拓大戦で巻き返しを図ろうと臨んだ一戦。前半開始早々、拓大のスピードある動きに圧倒された。主軸のセンターが欠ける中、山梨学院はリバウンドの獲得率、強化したディフェンスの甘さから相手に3P(ポイントシュート)、インサイドへのドライブシュートを簡単に許すなど山梨学院らしからぬプレーが重なり13-48と前半に大きく失点。攻撃でも相手のディフェンスに阻まれ司令塔#90PG・野溝利一(4年)の得意の3Pが鳴りを潜めるなどチーム全体でシュートの精度が著しく悪く、得点が開く展開となった。後半第3Q、スターティングメンバーを外し1、2年生を積極的に投入。苦しんだリバウンドからの攻撃も機能し始めると、#7PG・渡邉直洋(2年)、#18PG・児玉雅空(1年)、#31SF・佐々木健登(1年)が相手インサイドに果敢なドライブシュートを決め、攻撃にリズムを作るとディフェンスも良くなりチームが活気づいた。互いに激しい攻防を繰り広げる中、山梨学院は得点を重ね第3Qは13-11、第4Qは14-11と接戦ながらも優位に立ったが、前半の得点差が響き40-70と2戦続けて大敗を喫した。古田悟監督は前半戦を見て、「自分たちが(トーナメント)ベスト4になって予想はしていたんですが勘違いしてファイトしなくなり、そこで奮起してくれる4年生が居ないことが残念」と4年生の自覚を促した。

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