大学ソフトボール日本一を懸けて争われる「第59回全日本大学女子ソフトボール選手権」(インカレ)が8月30日、愛知県安城市を会場に開幕。全国7地区32校が各地区の予選を突破して集結した。山梨学院大女子は、昨年ベスト4の好成績を残し「日本一」を目指し大会に臨んだ。30日大会1日目に関西大学に勝利すると31日大会は荒天のため9月1日に延期された2回戦で、優勝8回を誇る園田女子学園大に2-1と勝利し勢いに乗ると。準々決勝では大阪大谷大に5-0と勝利し、9月2日大会最終日、準決勝では東海学園大に3-0,決勝は昨年準決勝で1-2と惜敗し、優勝した中京大と対戦。3-1で勝利して雪辱を果たすとともに初の優勝に輝いた。この大会エースとしてチームを支えた手塚心彩を中心に勝ち上がってきたチームは決勝戦でも輝きを見せた。初回、二死から四球と足を絡め吉田美穂の適時打で先制、2回にもつなぐ野球でそつなく2得点を加え、この回3-0とした。先発の手塚はこの試合にも好投。6回にいったん退いたが、継投の投手がピンチを招き、再出場。1点を返されたが後続を抑え、7回も三者凡退できっちり試合を締め見事な投球で初優勝に貢献した。山梨学院ソフトボール部女子は2008年に強化育成クラブに指定されてから17年、インカレで全国の強豪と渡り合いついに初優勝を勝ち取った。
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