VOL3396 2024.10.5

山梨学院短大「第45回木犀の会」創立者を偲ぶ
~学生、教職員全員で創立者の「建学の精神」を振り返る~
~本物に触れる芸術鑑賞でピアノ三重奏を堪能~


山梨学院短期大学は10月4日、山梨学院創立者・古屋眞一初代学院長、古屋喜代子初代学長の建学の精神を学ぶ「第45回木犀の会(もくせいのかい)」を山梨学院メモリアルホールで開催した。「木犀の会」の名称は、古屋喜代子初代学長の忌日が木犀の香り漂う頃であったことで亡くなった翌年1980年から創立者を偲び、その『建学の精神』を振り返ることで名づけられ、毎年この日に行われている。会は第1部・2部からなり、1部は羽畑祐吾短期大学長が「木犀の会にあたって」と題し講和した。「皆さんの母校となる山梨学院短期大学がどのような大学なのか一年に一度皆さんと振り返る会です」と語り掛け、続いて創立からの歴史や時々のエピソードを交えながら創立者が残した教育理念を説いた。最後に「すべての学生のみなさんがこの短期大学を母校とし、真・善・美への憧れをもって、力強く自らの道を切り拓いていってくださることを教職員全員で心から願っています」と講和を締めた。引き続き2部は、古屋喜代子初代学長の「学生たちが持つ純粋な感性で善い物もの、美しいものをしっかり感じ取ってほしい。素晴らしい芸術こそが学生にふさわしい」という考えからこの会を『芸術鑑賞の日』として演奏会など本物に触れる機会を設け、本短大独自の文化として育んできた。今回は国内を中心に第一線で活躍する3人のピアノ、ヴァイオリン、チェロ奏者のアンサンブルコンサートが催され、それぞれの楽器が醸し出す芳醇なハーモニーに学生たちは一流の演奏に浸っていた。

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