「第77回秋季関東高校野球山梨県大会」決勝戦が10月6日、山日YBS球場で行われ、山梨学院高が帝京第三高に5-0で勝利、史上初の4年連続11回目(出場は14回目)の優勝を飾った。山学と帝三は、昨年も決勝で対戦し山学が5-2で勝利し関東大会山梨県第1代表として出場、関東大会準優勝で選抜出場に繋げた。今大会も両校は昨日の準決勝でともに関東大会代表に連続出場を決めている。試合は0-0で迎えた5回裏、山学は7番川本喜一の二塁打を足掛かりに、相手の守備ミスも絡む一死三塁・一塁の好機に1番萬場翔太のスクイズで先制。続いて3番宮川真聖の適時二塁打で2点を追加、3-0とした。7回にも一死二塁で再び3番宮川が一塁強襲内野安打と相手の失策が絡み1点を追加。8回にも川本の2本目の二塁打と悪送球で1点を加え5-0とした。山学投手陣は今大会初先発の加藤優空が5回を3安打無失点、三塁を踏ませない好投を見せると、救援した津島悠翔は6回から8回まで無安打1四球とこれまた完璧な投球を披露。9回は1年生投手の菰田陽生が長身から繰り出す140キロ台前半の速球で1安打を許すも2三振と3人で4安打無失点の完封リレーで5-0と、しっかりと試合を締めた。3月に行われるセンバツ甲子園大会につながる関東大会は、10月11日に組合せ抽選が行われ、26日から神奈川県で開幕する。山学はこれから3週間、調整を続けて強豪校揃う大会に挑む。
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