VOL3407 2024.10.28

第77回秋季関東高校野球大会1回戦
~山学高 後半追いつかれ延長タイブレークを制す~
~つなぐ打線と、6投手の継投で強力打線を抑える~


「第77回秋季関東地区高校野球大会」は10月26日、神奈川県で開幕。秋季山梨県予選4連覇14度目の出場を決め、4年連続の選抜出場を目指す山梨学院高は27日大会2日目に、サーティーフォー保土ヶ谷球場で東海大相模(神奈川2位)と対戦。1位の横浜高とともに投打に優れ今大会優勝候補に上げられる。後攻山学の先発は1年生の藤田蒼海。堅守で知られる味方の失策でピンチを背負う場面があったが1回から4回2/3まで1安打無失点で好投。打線も東海の好投手を相手に2回に8番平野天斗が適時打で1点を先制。4回にも横山悠の二塁打を後続の梅村団の犠飛で2点目。投手は継投した大友が6回に1点を許すと、その裏すぐに先頭の4番横山の左前打を機に6番の梅村が敵時打で1点を取り返した。なおも平野が2点目の適時打。さらに相手の悪送球で1点を加え3点を追加するも、7回表、継投した加藤優空が3本の安打から2点を返され5-3と差を縮められた。その裏、山学は満塁の好機を無得点で終わると、東海は9回、8回から継投した1年生菰田陽生に対し、強豪の矜持を見せ満塁から押し出しで1点差に詰め寄ると続けて適時打を浴びせ同点に追いつき、延長タイブレークに入った。先攻の東海に継投6人目の板東慶寿が2三振の無失点に抑える好投。その裏、山学は5番田村颯太郎が三塁線に巧みなバントで無死満塁に。続く梅村団が二塁内野安打で1点を奪い、サヨナラ勝ちを収めた。2戦目は千葉黎明(千葉1位)と4強を懸けて対戦する。

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