2024年度「関東大学バレーボール男子春秋季1・2部リーグ入替戦」が11月2日、駒澤大学玉川キャンパスで行われ、山梨学院は2部2位から2018年強化指定以来、初めての入替戦の権利を得て、1部リーグ戦12位の法政大学と対戦した。山学は、昨秋リーグ3位と強豪ひしめく1部参入まであと一歩のところまで躍進、秋季リーグを2位で入替戦に臨んだ。第1セット。立ち上がりスパイカー#16石塚蓮のスパイク攻撃で幕を開けた。そのまま山学が4得点を先取。#27ゲームキャプテンの山内智貴などの躍動で優位に立ちセットを奪取。第2セット、序盤山学のサーブミスや法政のブロックにあい、差を広げられずに一進一退の状態でデュースとなったが法政がセットを奪った。第3セット。相手が1部の強さを見せた。序盤、法政の鋭いスパイクでディフェンスを崩され、タイムアウトを取り修正。それから#26平井将大、#16石塚の攻撃で同点に追いつくと、互いにラリーの好プレーが続き会場を沸かせ、25-22で2セットを奪った。緊迫感漂う中、迎えた第4セット。序盤から拮抗状態が続き、#16エースの石塚が奮闘するも、サーブミスが響き僅差でセットを逃し2勝2敗。最終第5セット、先行する法政に気迫で追いつくと、その後も互いに譲らず14-14のデュース。最後は法政のブロック、サービスエースで死闘に終止符が打たれた。山学悲願の1部昇格はならず。来春のリーグ戦でリベンジを果たす。
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