第103回全国高校サッカー選手権山梨県大会決勝が11月9日にJITリサイクルインクスタジアムで行われ、2年ぶりに決勝進出し、優勝を目指す山梨学院高は東海大甲府高と対戦した。前半開始直後から両チームとも球際でボールを奪い合う展開が続くと、前半15分にMF根岸真(3年)が相手ペナルティエリアに侵入し、相手DFと交錯したこぼれ球にFWオノボフランシス日華(2年)が左足を振り抜き、先制する。その後もMF速水 仁(3年)、FW関塚力登(3年)がゴールに迫り、DF鈴木琉斗(3年)、MF山田琉将(3年)のロングシュート等で再三の決定機を作るが決められず、1対0で前半を折り返す。後半は、開始直後の3分に東海大甲府高の速攻から山学守備陣の裏を抜けられ、失点を許し同点とされる。その後、両校の攻防が続くも、山学高は交代選手の投入により攻撃の活性化を図ると、後半28分にDF鈴木のクロスに途中出場のFW小河原瑛太(3年)がヘディングでゴールに叩き込み、再度勝ち越し。試合は終盤に東海大甲府高の猛攻を受けるが、GK板倉一心(2年)の好セーブ等で失点を許さず、2対1で試合終了。山学高は2年ぶりに県予選を優勝し、10度目の選手権大会の出場を決めた。第103回全国高校サッカー選手権は11月18日に組み合わせ抽選会が行われ、12月28日に東京・国立競技場で開幕する。
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