VOL3419 2024.11.12

山学高2年連続花園へ 全国高校ラグビー県予選決勝戦
~フィジカルの強さと組織力で2年連続伝統校日川を粉砕~
~花園に向け、課題の反則を修正して昨年の悔しさに挑む~


「第104回全国高校ラグビー大会山梨県予選」決勝戦が11月10日最終日、南アルプス市御勅使南公園ラグビー場で行われた。復活4年目を迎えた山梨学院高ラグビー部(山学)が17連覇52回の出場を誇る伝統校日川高を43-3、ノートライで破り『高校ラグビーの聖地・花園』へ2年連続2回目の出場権を獲得した。山学の鍛え上げた強力なパワーを誇るFW陣と日川のキックと伝統のアタックの対抗が見どころの試合は開始3分、山学#10SO小嶋咲汰朗が先制のトライを決め5-0。その後、拮抗が続いた11分、日川がPKを得てPGを決め5-3と迫った。終盤に入り、日川陣内の山学ラインアウトを起点に#12CTB井上愛斗が日川ディフェンスを振り切りトライを決め、コンバージョンキック(GK)も決まり12-3と山学がリード。前半、両者それぞれの持ち味を発揮した。後半開始早々、#7FL原田尊が、右サイドランを一気に走りトライ、さらに5分、日川のゴール前の混戦に#8佐野涼太がトライ。GKも決まり26-3と点差を広げた。日川もチャンスを作り反撃するが19分、再び山学#7原田が右サイドを突進、#3PR鈴木涼平につないでトライ。31-3と点差を広げた。その後、28分には#6FL渡邊颯太、ロスタイムの33分、途中交代の#19田形正大がモールからトライ。GKも決まり43-3。直後、ノーサイドの笛が鳴り、山学の2年連続の花園出場が決まった。全国大会は12月27日開幕する。

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