「皇后杯第46回全日本女子サッカー選手権」が11月17日に開幕、山梨学院大サッカー部女子は2回戦初戦をスフィーダ世田谷FC(なでしこリーグ1部)と宮城県石巻フットボール場で対戦した。関東地域皇后杯予選を5位で2回目の出場を獲得した山学のキックオフで試合が開始された。立ち上がり、#38・MF齊藤桃花から#9・MF山田歩美へのコンビネーションプレーで2度のゴール好機を逃すと、その後、徐々にスィーダFC攻撃が強まった17分、中央からのパスを相手#9がワンタッチプレーで先制点を奪うと、さらに27分にはコーナーキックからゴール前の混戦に相手#10のヘディングシュートで2点目を失った。風の影響もあり、山学は前線にボールをつなぐことができずに相手の攻勢に防戦となった。35分には山学のクリアボールを再び相手#9がシュートを決め、山学は0-3とリードされ前半を終えた。サイドが変わった後半。山学はショートレンジでパスをつなぎ好機をつくる場面もあったが8分、スィーダFCは山学のパスを#9がインターセプトしたボールを直接決めハットトリックを達成、0ー4と差を広げ勝利を引き寄せた。一方、山学も相手の攻撃を#60・GK高橋千空らディフェンス陣が相手攻勢を守り、攻撃陣は終盤、ロングボールを前線に送り何度か好機をつくるも、1点が遠く終了の笛が冷風の空に鳴り響いた。山学は2回目の出場も初戦で敗退する苦い経験を積み、次のインカレで2連覇を狙う。
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