VOL3424 2024.11.28

インカレ全日本バレーボール女子2回戦
~インカレ2回目出場で関西強豪に敗れるも互角の戦い~
~鍛え上げたトータルディフェンスが奏功 来期の関東に弾み~


「第71回全日本バレーボール大学女子選手権大会」(インカレ)2回戦が27日、エスフォルタ八王子他で行われた。山梨学院大バレーボール女子は同会場で関西1部リーグ帝塚山大(奈良・関西)と対戦した。山学は前日行われた東北公益文科大との対戦で2回目の出場で初勝利を挙げ、この日、関西の強豪帝塚山大との一戦に臨んだ。試合は、互角の試合になった。第1セット、立ち上がり帝塚山が先制するも、その後、山学のアタッカー#6佐藤すず奈を中心とした攻撃での得点も、レシーブや攻撃でのミスで連続ポイントを与えるなど、ミスが目立つ展開となった。その後は互いに落ち着き、随所に好プレーが見られる締まったゲームで進んだ終盤、相手の攻撃力が勝り21-25でセットを奪われた。第2セット、互いのレシーブ力が拮抗し長いラリーでの攻防から山学の攻撃リズムが良くなり、相手の好プレーを上回る全員の気迫で一時は7点差をつけて優位に立った。しかし、帝塚山も関西1部リーグのチーム。山学のミスから猛攻を仕掛け同点に追いついた。激しい攻防は終盤まで進み、帝塚山が最初にセットポイントを奪ったが、山学の#6佐藤、#24小林佑己奈のアタックなどで3度のデュースまで粘ったが最後に競い負けした。第3セット。このセットも互いに一歩も譲らぬ激戦となった。攻撃スパイクを拾い上げレシーブから攻撃を仕掛けるラリーが続き、終盤4点差とされるも、最後まで諦めない姿勢を貫き通したが21-25でセットを落とし、0-3で2回戦敗退となった。試合後、久保田莉己主将は「完全燃焼」と笑顔で大会を締めくくった。

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