「第76回全国大学バスケットボール選手権大会(インカレ)」女子決勝トーナメント準決勝2試合が12月7日、代々木競技場第二体育館で行われた。山梨学院大(関東8位)は、決勝トーナメントで強豪の日本経済大(九州1位)と愛知学泉大(東海1位)を退け、初の準決勝に進出。昨年の覇者白鷗大(関東1位)と対戦した。試合は開始5秒、山学が#14ブレッシングのポストプレーと#15久井咲良が幸先良く先制。白鷗もすぐに追いつくと、山学はインサイドプレーでシュートを狙うも、白鷗のガードに阻止された。その後、攻守のバランスが良い白鷗に点差を広げられ第1Qを12-22。第2Q、山学は相手の高さとフィジカルの強さで苦しむも、中盤過ぎ、#13司令塔の樋渡梨桜のジャンプ、3Pシュートで流れを引き寄せたに見えたが、白鷗のプレスの前にシュートミスが重なり25-38とされた。後半第3Qに入り、前半、得点が入らず苦しんだ#5藤澤夢叶が息を吹き返した。19までに広がった点差を#13樋渡、藤澤の3Pとドライブシュートなどで9点差まで詰めたが、白鷗の地力の前に38-54と差を広げられた。第4Q、山学は4点を先取。いい入りから積極的に相手インサイドに攻め込むが、当たりの強いディフェンスの前にシュート精度が落ちる中にも、#5藤澤、#55日野、#15久井が最後の力を振り絞り得点を返した。51-63と敗れるも、王者をロースコアに抑え善戦。明日の3位決定戦、拓大戦に弾みをつけた。
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