VOL3433 2024.12.23

2024年度全国高等学校駅伝競走大会男子
~留学生フェリックス、2区で18人抜き区間新の快挙~
~男子昨年の21位から44位に後退、長距離に課題~


男子75回・女子36回全国高等学校駅伝競走大会」が12月22日、たけびしスタジアム京都を発着点とする、男子7区間42.195km、女子5区間21.095kmで行われた。都道府県の予選会に優勝した男女47校、この大会から地区代表の11校が加わり58校が出場して冬の都大路を駆け抜けた。山梨学院高駅伝部は、男子が14年連続24回目、女子が16年連続24回目の出場。午前、初めにスタートした女子は前回大会38位を上回る20位台、午後スタートの男子は前回大会21位から10位台を目指したが、ともに女子は41位、男子44位と目標への思いは届かなかった。レースは、女子1区坂元唯花が19位と好走。2区で40位と順位を下げたが3区留学生シャロン・ムワンティが15人抜きの区間6位で走り、25位と順位を押し上げ後続にタスキを預けたが、4区、5区の1年生千葉美波、横倉つぐみが粘り切れず41位でゴール。午後スタートの男子は、1区期待の佐藤新太は、実力者が揃う難関に47位と出遅れ、2区3kmの短距離に留学生フェリックス・ムティア二が18人抜きの区間新で29位と順位を上げるが、後続の3区保々遼斗、4区前多陽、5区西崎大貴、6区南澤道大、7区芦澤由都と若い選手で臨んだチームは流れを掴むことができなかった。総合成績44位と前回大会から大きく順位を落とすという悔しさは残る中、可能性のある選手が揃う男女駅伝部だけに次に懸ける躍進に期待しよう。

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