「第33回全日本大学女子サッカー選手権(インカレ)」準々決勝が12月28日、大阪府ヤンマースタジアム長居で行われた。昨年、悲願だった優勝に輝いた山梨学院大サッカー部女子(関東2)は、26日に行われた2回戦初戦に中京大に快勝。2回戦準々決勝は関東大学リーグで競い合う十文字学園女子大(関東6)と対戦した。前半、立ち上がりから互いに激しい当たりで一進一退の攻防で進んだ中盤の34分、#46・MF木許和心が右CK(コーナーキック)のセンタリングを#15・MF城山にこの浮き球をゴール右に詰めていた#5・DF大高心が押し込み先制した。その後、十文字の左サイドアタックからの攻撃に一瞬、山学ゴールが空いた場面のシュートはサイドネットに外れ命拾い。そのまま山学の1-0で前半を終了。後半開始早々から十文字にボールを保持されたが、ようやく3分後から山学が相手ゴールを脅かさすシュートを重ねたが相手ディフェンス、GKの攻守に得点を遮られた。16分、左CKを得るとキッカー#65・香椎彩香がショートコーナーから#13・熊谷南摘にパス、熊谷が香椎に戻したボールをそのままワンタッチシュートでゴールを決め2点目差。その数分後、十文字の左CKセットプレーからヘディングシュートを決められ1点を返された。その後も関東リーグで戦う両チームは拮抗した展開が続き、山学は1点差を守り切り4強に。準決勝は、年明け1月4日に東京・西が丘サッカー場で早稲田大と対戦する。
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