2025年1月1日元旦。山梨学院高ラグビーが東大阪・花園ラグビー場に山梨県勢11年ぶりの年越しの舞台に立った。「第104回全国高校ラグビー大会」3回戦準々決勝が行われ、前回大会優勝、桐蔭学園高(神奈川)と対戦した。試合は、前半3分、桐蔭が山学ゴール前へハイパントキックを挙げ山学の反則で桐蔭は手堅くPGを選択。ゴール前30m右中間から#10がPGを決め、0-3と先制とした。さらに5分、山学自陣22m付近の左ラインアウト。桐蔭の一気のモールを止められず#7がトライ。0-8。14分、ゴール前22mライン付近、中央ラックより右へ二人を飛ばしパス。流れるような攻撃で右隅へトライ。0-13。山学は桐蔭のブレイクダウンからの密集ボールを支配され、なかなか、攻撃を組み立てられずに21分、自陣のゴール前30m右ラインアウトから左へのライン攻撃のスピードに負け、トライ0―18、Gキックで前半を0-20とされた。前半、山学も再三ゴール前に迫るが、堅固な桐蔭のガードに押し戻された。後半も、桐蔭は2分、ラインアウトから山学ゴール前10m、中央ラックより出たボールを素早いパスを山学は止められずトライ。Gキックも成功。0-27と差を広げられた。その後も、桐蔭は8分、18分と山学の強力FW陣を巧みにかわしながら得点を重ね、さらに残り3分、ゴール前10mモールを押し込み、桐蔭は山学のFW陣を封じ込めて0-46。山学はシード校の厚い壁に屈した。
詳しくはこちら