新春を彩る「第101回記念箱根駅伝競走」往路区間が1月2日、冬の箱根を目指してシード校10校、予選会を通過した11校、計21校による5区間107.5kmの熱い戦いが繰り広げられた。5年連続38回目の出場の山梨学院大は9年ぶりのシード権獲得を目指し往路の流れに活路を見出すレースに臨んだ。1区には往路の最重要区間に安定感のある平八重充希を起用。午前8時、選手は大手町読売新聞本社前を一斉にスタート。序盤、飛び出した中央大に山学大ほか20校は大きな集団を作り終盤に備えた。終始やや後方で体力を温存した平八重は残り2km付近になると集団の前で粘り、独走した中央に1分41秒差で7位と好位置につけた。2区の留学生ジェームス・ムトゥクは序盤4位グループで走るも、中盤から遅れだし、目論んだ上位への進出は10位と外れた。3区村上大樹は区間1/3分の地点を12位で通過。中継所では13位、4区和田瑛登はさらに17位まで順位を落とした。5区は前回大会で11位と好走した弓削征慶が小涌園前で15位まで引き上げ、そのまま順位を守り個人成績8位と役目を果たし箱根・芦ノ湖へゴール。シード権獲得に望みを持たせた。明日のスタートは1位のシード権獲得まで3分差。復路は一斉スタートで流れをつくり挽回を図る。
詳しくはこちら