山梨学院大学・酒折連歌賞実行委員会は第二十六回酒折連歌賞の入賞百選を2月1日に発表した。今回は国内外から33,645句の応募があり、選考の結果、全応募作品を対象とした一般部門大賞・文部科学大臣賞には北海道の金子幸男さんの作品が選ばれた。金子さんは「満天の星を巡らせ指揮棒止まる」の問いに「振り向いてベートーヴェンは喝采を知る」と答えた。また、小中高校生の作品を対象としたアルテア部門大賞・文部科学大臣賞には埼玉県立越谷北高校2年の鈴木優依乃さんの作品が選ばれた。鈴木さんは「とけてゆく空のかなたに青い風船」の問いに「かなしさを込めて折られたひこうきが追う」と答えた。このほか、一般部門の山梨県知事賞には山梨学院高校1年の片桐帆乃美さん、山梨県教育委員会教育長賞には山梨県の小倉正一さん、甲府市長賞には山梨県の内藤春美さんの作品が選ばれた。表彰式は上位入賞者が出席し、2月15日に山梨学院大学で開催される。
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