VOL3463 2025.3.24

選抜高校野球2回戦、山学高敗れ3連続8強ならず
~四死球の多さで序盤で大量失点、追撃も間に合わず~
~多くの課題とプラス面 夏の甲子園向けて始動~


甲子園で熱戦が繰り広げられている山梨学院高校野球部(山学高)は「第26回全国高校選抜野球大会」1回戦で、強豪天理高を5-1で破り2回戦に進出。24日2試合目に、西日本短大付属高校(福岡)と対戦した。全校応援を掲げる山学高は23日バス12台に分乗し、野球部応援団、生徒会、吹奏楽部、チアリーダー部、一般生徒、教職員約300人に保護者会、PTA、一般200人が球場で合流、総勢約500人が三塁側アルプススタンドに勢ぞろい、熱い声援を送った。試合は、後攻の山梨学院は1回戦に先発した津島悠翔が制球を乱し序盤に1点失うも、2回戦も連続で先発マウンドに送られた。津島はこの日も制球が悪く、初回に2四球、右前敵時ランニング本塁打で3点を失い追う展開に。その裏。山学高も1番萬場翔太の内野安打を足掛かりに3番菰田陽生の適時打1点を返し、続く横田悠、4番の梅村団の連打で2点目を返すも、直後に西日本は無死2四球の津島から継投した藤田を攻め3点を奪い2-6とリードした。4回には、スラッガー4番打者に左翼ポール際に特大の本里打を浴び2-8とされた。5回表、4番手として投入された菰田陽生は7回まで10人の打者に最速152kmの投球で西日本を抑え込んだ。打線は7回、一死三塁二塁の好機に菰田が特大の中犠飛で1点、続く4番の横山が適時打1点を返し、さらに8回には8番遊強襲安打、捕逸が絡み1点を追加。5-8と山学高打線では夢ではない9回最後の逆転劇に懸けた。しかし西日本の攻撃力は衰えず、先に3点を加えられ5-11ととどめを刺されてしまった。500人の応援団の大声援も夢と散った。

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