VOL3465 2025.3.31

「第二十七回酒折連歌賞」問いの片歌記者発表
~問いの片歌5句を発表。答えの片歌を広く募集~
~応募は4月1日より9月30日まで。多くの作品に期待~


酒折連歌賞実行委員会は3月31日、山梨学院広報スタジオで「第二十七回酒折連歌賞」問いの片歌の記者発表を行った。本県発祥の文芸と、全国で認知されている人気の『賞』として報道各社が取材に訪れた。1999年から募集を開始した「酒折連歌賞」は今回で27回を数え、今では幼児から90歳代までの幅広い年代に作品応募があり、前回の応募数は33,645句の応募数と根強いファンを得ている。酒折連歌は「古事記」によると倭建命(日本武尊)が大和への帰途に酒折宮に立ち寄った際、詠んだ片歌に御火焼(かがり火役)の老人が片歌で返した逸話が連歌の起源とされたことから、酒折宮が連歌発祥の地といわれるようになった。「酒折連歌」と名づけているものは、5・7・7の問いの片歌に対して5・7・7の答えの片歌の問答形式になっている二句を指す。「問いの歌記者発表」では廣瀬孝嘉酒折連歌賞実行委員長から酒折連歌賞の概要や今回の問いの片歌、『戦後とは八十回の夏ありしこと』「両腕は翼人類が鳥だったころ」など5句が紹介され、それらの句に対する答えの片歌の応募要項などが説明された。創設から四半世紀経った応募累計は約851,000句に上る。「酒折連歌賞」答えの片歌の応募期間は4月1日より9月30日までとし、山梨学院大学酒折連歌賞事務局は前回以上の応募に期待を寄せる。

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