VOL568 2006.9.29号
平成18年度 石橋湛山賞(第27回)贈呈式
女性 初受賞 小菅信子『戦後和解』(中公新書)
〜 日英・日中の関係を比較 和解の可能性を探る 〜
 

財団法人石橋湛山記念財団(石橋省三理事長)9月29日、東京都日本橋の東洋経済ビルで平成18年度石橋湛山賞贈呈式を執り行った。石橋湛山賞は1980年に創設され、石橋湛山の自由主義・民主主義・国際平和主義の思想の継承・発展に、最も貢献したと考えられる著作に贈られる。今回で第27回となる平成18年度石橋湛山賞に、古代から近代にいたる“講和の歴史”をひもとき、好転した戦後日英関係から、悪化する日中関係の可能性を探る『戦後和解』(中公新書)、小菅信子教授(山梨学院大学教授)の著書が選定され、石橋理事長から女性初の受賞者となる小菅教授に賞状と賞牌、そして副賞が贈呈された。
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