全日本柔道連盟は12月8日、東京都の東京体育館で嘉納治五郎杯東京国際柔道大会2007年ワールドグランプリ(2日目)を行った。この大会は男子の嘉納治五郎杯国際柔道大会と女子の福岡国際女子柔道選手権大会が一つになって、今年初めて行われている。女子の63キロ級の山梨学院大学 小澤理奈(3年)は1回戦をK.タイザノワ(カザフスタン)と対戦し払い腰で一本勝ち、2回戦をM.チショルム(カナダ)と対戦して大内刈りの一本勝ちを収めた。準々決勝は世界王者のD.ゴンサレス(キューバ)と対戦しゴールデンスコア―での判定勝ちで会場を沸かせたが、準決勝で上野順恵(三井住友海上)と対戦し腕ひしぎ十字 固めをきめられての一本で敗れた。小澤は3位決定戦に臨んだがL.シュ(中国)と対戦し袖釣り込み腰の一本負けした。決勝戦は準決勝で小澤を破った上野と、平井希(東海大学)を出足払いで破った谷本歩実(コマツ)の対戦となった。上野は4分51秒大外刈り一本で谷本を破り優勝した。その他各階級の優勝者は、女子70キロ級 上野雅恵(三井住友海上)、男子7 3キロ級 K.C.ワン(韓国)、男子81キロ級 D.N.ソン(韓国)、男子90キロ級 I.イリアディス (ギリシャ)となった。
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