VOL732 2008.4.9号
山梨県立博物館で「木喰展」開催中
〜山梨学院小の子供たちが「木喰さん」を体験学習〜

 

山梨学院大学附属小学校(田中智志校長)は4月9日、笛吹市の山梨県立博物館で始まった特別企画展「木喰展」(4/5〜5/6)で体験学習を行った。4年生56人が地域を知る学習の一環として実施したもので、子供たちは木喰仏の不思議な微笑に目を見張った。木喰行道は甲斐国丸畑(現在の身延町丸畑)の出身、45歳ごろから諸国を巡り、60歳から仏像を彫り始め、93歳で亡くなるまでに“微笑仏”と呼ばれる独特の仏像を1000以上も彫ったといわれる江戸時代の木食僧。生涯に名前を三度変えており、企画展は名前の変化に沿って仏像が展示されているので、微笑の変化を辿ることもできる構成になっている。子供たちは事前に学校で木喰さんの生涯を勉強して校外学習に臨んだ。見学した子供たちは「思っていたより大きい」「一人でこんなにたくさん作ったとは信じられない」と瞳を輝かせていた。
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