VOL763 2008.6.22号
第23回日本保健医療行動科学会学術大会
〜健康格差社会における病気と医療について研究〜
〜山梨学院大学で二日間にわたり開催〜
 

日本保健医療行動科学会は6月21日・22日の両日、健康格差社会における病気と医療〜行動科学的アプローチ〜を大会テーマに、第23回学術大会を山梨学院大学キャンパスで開催した。学会の構成メンバーは研究者・教員・医師・看護師・歯科医など幅広く健康や医療・福祉に関わる人たちで、メイン会場のメモリアルホールを中心に学内の10施設を使って研究発表などが行われた。プログラム1日目の21日は開会式に引き続き仲尾唯治大会長(山梨学院大学経営情報学部教授)が「HIV/AIDSをめぐる21年間−言語論的視点から−」と題して講演を行った。講演の中で仲尾教授は「HIV陽性者を支え助けることが感染から社会を守る」と指摘した。午後からは学会員以外も参加できる市民公開講座「保健医療界の本音トーク」が山梨学院生涯学習センターとの共催で開かれ、地域の医療現場で活躍する長野県南相木村診療所色平哲郎所長と山梨市立牧丘病院古屋聡院長、谷壮吉小松病院名誉院長らの本音トークによる公開講座が行われた。
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