VOL767 2008.6.29号
2008年全日本大学ホッケー王座決定戦
〜山梨学院大女子ホッケー部 “全員攻撃全員守備”で優勝〜
〜天理大を5対0と圧倒 大差で10年振りの女王の座に〜
 

日本学生ホッケー連盟(古屋忠彦会長)は6月29日、第27回全日本大学ホッケー王座決定戦の男女決勝を梅雨の降る大阪市長居球技場で行った。女子の決勝戦は前日の準決勝で前年度優勝の東海学院大を下した関東ナンバーワンの山梨学院大と21回の優勝を誇る関西ナンバーワンの天理大との宿敵対決となった。山学大は前週の練習試合で、主将の飯野綾香(4年巨摩高)が右膝じん帯断裂の重症を追った上に、GKの浅野祥代(3年岐阜各務野)、FWの加藤彰子(2年横田高)も負傷、主力3人が欠け試合前は劣勢が予想された。しかし、試合が始まると選手たちは、全員攻撃全員守備の山学ホッケーでフィールドを縦横無尽に走り回った。得たPC(ペナルティーコーナー)をすべて得点に結びつけ前半だけで4−0、後半も終了直前に追加点を奪い、終わってみれば5−0の大勝、この9年間ことごとく跳ね返され崩せなかった宿敵天理の壁をついに突き崩した。10年振り2度目の女王の座を獲得した選手たちは、試合結果を示す長居球技場オーロラビジョンの前で勝利のポーズを撮った。
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