Vol.77 2002.1.23号

平成13年度 山梨学院学生チャレンジ制度【報告書 第2号】
「積極的な女性の社会進出をめざして 〜現在社会のニーズに応じた保育施設の研究〜」公開
山梨学院大学学生センターは1月22日、平成13年度山梨学院学生チャレンジ制度の報告書2号を公開した。これは、山梨学院大学行政学科4年の小林由美恵さんと小松美幸さんの2人が、「女性の社会進出の支援策の一つに、就労形態に応じた保育施設の設置が必要である」と考え、平成13年の9月から12月にかけて、保育施設や行政機関などを視察して「積極的な女性の社会進出をめざして 〜 現在社会のニーズに応じた保育施設の研究 〜 」についての報告書をまとめたもの。代表の小林さんは「保育施設は、子供にとって何が一番大事かということを良く考えて作られている」ことに感心したと言う。しかし、いくら素晴らしい保育施設であっても「保育施設に預けられる子供達は、長時間家とは違う場所で、親とは違う人と過ごすことは、決して望ましいことではない」と、そのためには「雇用主には自宅就労やフレックスタイムなどといった制度の制定、育児休業を取得しやすい環境整備を行うなど、積極的な努力が望まれる」と言う。こうしたことから「女性の社会進出には、社会全体が関わっていかなければ解決できない問題だと言うことがわかりました」と語る。この報告書は、1.企画立案の動機、2.実施内容、3.まとめ、4.実施後の感想という構成になっている。
平成13年度チャレンジ制度報告書第2号 報告書



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