山梨県高校野球連盟は7月10日、全国高校野球選手権山梨大会の2回戦3試合を甲府市小瀬球場で行った。秋優勝、春準優勝の第2シード山梨学院高は第3試合で北杜高と対戦した。山梨学院の先発は2年生右腕の山田祐也(猿橋中)、山田は1回表の先頭打者から4者連続三振を奪う最高の立ち上がり、最速134キロのストレートをアウトコース一杯に投げ込み北杜打線を寄せ付けない。これに対し、北杜高のエース山部晋矢は最速132キロのストレートと110キロ台の切れのあるスライダーを武器に好投、山学打線は5回裏までノーヒットに押さえ込まれた。試合は山学が7回裏に相手守備陣の悪送球で先制したが、北杜は8回表すぐに追いつき1−1のまま今大会初の延長戦に突入、北杜は11回表2アウト2・3塁から1番高橋が2点タイムリーを放ち3−1と勝ち越し。山学は投球を途中からスライダー中心に切り替え、最後まで球威とキレを失わなかった北杜高山部晋矢の熱投137球に甲子園出場の夢を断たれた。
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