VOL782 2008.8.15号
北京五輪 競泳女子400mメドレーリレー
〜加藤ゆか最高の泳ぎで日本チーム決勝進出に貢献〜
〜山学大水泳部員が大学キャンパスから熱き声援〜
 

北京オリンピック競泳競技7日目の15日、女子400mメドレーリレー予選が行われ山梨学院大の加藤ゆか選手(商学科4年)がリレーメンバーとして大舞台に再登場した。日本チームの布陣は背泳ぎ伊藤華英、平泳ぎ北川麻美、バタフライ加藤ゆか、アンカー上田春佳の4人。山梨学院大学キャンパスでは水泳部の部員40人がレースの始まる1時間以上も前の午後8時過ぎからクリスタルタワー7階広報スタジオに集まり、50V型6面マルチビジョンに映し出される北京からの生放送を見つめレースの開始を待った。久保田晴奈主将は「今日はリレーなので緊張も四分の一、ゆからしい泳ぎをしてくれると思います」と期待した。日本チームは第1泳者の伊東が飛び出しアメリカに次ぐ2位、平泳ぎの北川がつなぎ、勢いよく飛び込んだ加藤の記録は、何と57秒69の自己ベスト、アメリカ・中国とほとんど同時にアンカー上田にリレーした。上田も健闘、この組3位でゴール。日本チームの記録は従来の記録を2秒以上も短縮する3分59秒91の日本新記録。個人種目予選敗退の悔しさをこのレースにぶつけた加藤らの活躍で日本チームは明後日の決勝レースに進出した。
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