VOL783 2008.8.17号
北京五輪 競泳400mメドレーリレー決勝
〜日本チーム大健闘男子銅メダル・女子6位入賞〜
〜キャンパスから大声援“よくやった加藤ゆか”〜
 

北京オリンピック競泳競技最終日の17日、男女の400mメドレーリレー決勝が行われ、日本チームは山梨学院大の加藤ゆか選手(4年)を女子決勝レースの第3泳者に選んだ。日本チームは背泳ぎ中村礼子、平泳ぎ北川麻美、バタフライ加藤ゆか、アンカー上田春佳の4人。山学大キャンパスでは15日の予選同様に“心はひとつ”の文字を染め込んだ部旗とメガホンを手にした40人の水泳部員が広報スタジオ50V型6面マルチビジョンに映し出される生放送を見つめ大声援を送った。第1泳者中村6位、平泳ぎの北川6位、加藤は前半の50m26秒53・後半の50m31秒64、持ち味の前半から飛ばす泳ぎで自己ベストを出した予選とほぼ同じ58秒17、5位に詰め寄る力泳でアンカー上田にリレー、上田も世界を相手に健闘しそのまま6位でゴール。日本チームの記録は予選で出した記録をさらに上回る3分59秒54の日本新記録。北京出発前に「納得のいくレースをして最高の笑顔で終わりたい」と語った加藤がレース後インタビューで「個人では納得いく泳ぎが出来なかったが、このレースでは楽しく気持ちよく泳ごうと思い、それが出来たと思います」と笑顔で応えると、水泳部員たちは「よくやった、ゆか、がんばった」と加藤ゆかの夢舞台北京五輪ラストスイムを称えた。
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