北京オリンピック男子マラソンに出場した尾方 剛選手(1996年卒、中国電力)が9月20日、母校に上田誠仁監督を訪ね「応援ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝え、3大駅伝に向けて練習に励む後輩たちを激励した。五輪最終日の8月24日に行われた男子マラソンは、スタート時は涼しくゴール時には気温が30度を超える温度差の激しいレースとなった。尾方選手は序盤からの5kmラップ14分台、かつ優勝タイム2時間6分台というハイペースについてゆけず、中盤では一時33位に落ちたが粘りの走りで順位を上げ、最後は13位でゴールした(佐藤選手は76位、大崎選手は欠場)。「五輪では、先頭集団で走ることも優勝争いに絡むことも全く出来なかったので達成感も何もない、ただ情けないというか悔しいという思いしかありません」と話し、「4年後もやるつもりでいます、その間に世界選手権が2度あり、国内外の主要な大会がある、北京の悔しさをばねにハイスピードマラソンについていける体を作ります」と語った。
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