VOL808 2008.10.13号
第20回出雲全日本大学選抜駅伝競走
〜2区を走った初駅伝の松本葵が区間賞を獲得〜
〜1年のコスマスも穴を埋める力走、4位入賞〜
 


大学三大駅伝の開幕レース「出雲駅伝」が体育の日の10月13日、神在月の神話の国に全国の強豪22チームが集い行われた。午後1時05分、出雲大社正面鳥居前を一斉にスタート、出雲ドームまでの44kmを6人のランナーが襷をつなぐスピード駅伝が始まった。戦前の予想は箱根駅伝優勝の駒大が本命、対抗は早大、エースのメクボ・モグスが世界選手権ケニア代表出場のため欠場した山梨学院大は下馬評では注目されなかった。しかし、2区に起用された初駅伝の松本葵(3年鹿児島商)が区間1位の激走でチームを3位に引き上げるなど、各選手が夏合宿の成果を発揮してモグスの代役アンカーのオンディバ・コスマス(1年 山梨学院高)につないだ。コスマスは区間新の走りで日大を大逆転優勝に導いたダニエルに次ぐ区間2位の好走でチームに貢献した。山学大陸上競技部は下馬評を覆す4位の成績を上げ、11月の「全日本大学駅伝」正月の「箱根駅伝」に向け上々のスタートを切った。
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