VOL810 2008.10.24号
山梨学院大レスリング部 32年目の快挙
〜無冠だった大学グレコローマン選手権初優勝〜
〜倉本・山本・ボリスが優勝“ 両将宙を舞う”〜
 


全日本学生レスリング連盟は10月23・24日の両日、文部科学大臣杯2008全日本大学レスリンググレコローマンスタイル選手権大会を東京・駒沢オリンピック公園体育館で行った。大会はグレコローマンスタイルの55kg級から120kg級までの7階級の個人戦と個人戦の成績をポイントに換算して団体順位を競う大学対抗戦。山学大は初日の23日に60kg級の倉本一真(3年 日野高)が優勝、55kg級の梶雅晴(1年 育英高)と岸村健吾(4年 八幡工)の2人が3位に入り、1位日体大とは6ポイント差の2位につけた。二日目の24日、決勝に勝ち進んだ96kg級の山本雄資(4年 多度津工)と120kg級のムジコフ・ボリス(3年 ロシア)が2人揃って優勝しないと団体優勝はない状況から、二人とも圧倒的強さで優勝を決め日体大を逆転、母校に初のグレコローマン優勝をもたらした。表彰式と記念撮影を終えた部員たちは、育ての親下田正二郎部長と高田裕司監督を引っ張り出して胴上げを行い、創部からの歴史を知る二人の名将が宙を舞った。
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