“世界空手東京”第19回世界空手道選手権大会二日目の14日、形と組手の個人戦が行われた。この日も日本武道館は空手の祖国日本で31年ぶりに開催された世界選手権に集結した約90カ国の代表1000人の武道家の熱気に包まれた。山梨学院大空手部監督の片田貴士(カレッジスポーツセンター職員)が前日の団体戦に続き形の部日本代表として出場、1回戦でフランス代表のブダミン・ダックと対戦した。片田は最高の演武を行ったと応援席の誰もが思ったが、5人の審判の旗判定は意外にも2−3でフランスの勝利、応援席は一瞬言葉を失った。6年ぶり2度目の世界チャンピオンを胸に厳しい稽古を重ねて来た片田選手は「2年間しっかり練習をつんできたが、結果が出なかった」と肩の力を落とした。
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