VOL835 2008.12.21号
天皇杯全日本レスリング選手権 1日目
〜小幡邦彦(OB)引退試合で優勝、山学大コーチへ〜
〜山本雄資(グレコ96kg級)準決勝で惜敗3位〜
 

天皇杯平成20年度全日本レスリング選手権大会が12月21日、東京・代々木第2体育館で3日間の大会の幕を開けた。山梨学院大レスリング部からはこの大会に10人が出場、1日目は男女計8階級の1回戦から決勝までが行われ山学勢は7人がマットに上がった。この内、優勝が期待されたグレコローマンスタイル96kg級の山本雄資(4年 多度津工)は優勝した北村克哉(FEG)に準決勝で惜敗し銅メダルに終わった。アテネ五輪フリースタイル74kg級代表で大学時代4年連続大学2冠王、全日本選手権7連覇という不滅の記録を打ち立てたOBのフリー84kg級小幡邦彦(山学大〜総合警備保障)は現役引退を胸に秘めて最後の全日本選手権に臨んだ。1回戦から快進撃で勝ち進み、決勝戦でもフォール勝ちという圧倒的強さで有終の美を飾り全日本の優勝回数を8回に伸ばした。山学大が産んだ最強の28歳は試合後に記者団の質問に答え、この大会で現役生活に区切りをつけ、来年四月からは山学大レスリング部コーチとして指導者を目指すことを明らかにした。
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