VOL843 2009.2.19号
酒折連歌賞十周年記念
〜山学大キャンパスに創設記念碑建立 除幕式〜
〜表面は神話の山をイメージ 裏面に由来記載〜
 

山梨学院大学は2月19日、酒折連歌賞が第1回大会開催から十周年を迎えたのを機に、大学キャンパス内に『酒折連歌賞創設記念碑』を建立し除幕式を行った。連歌は古代、甲府市の酒折宮に立ち寄った日本武尊が「新冶筑波(にいばりつくは)を過ぎて幾夜か寝つる」と歌ったのに対し、その場に居た火焚き役の翁が「日々(かが)なべて夜には九夜日には十日を」と返歌したとする故事から、酒折宮が発祥の地とされる。「酒折連歌賞」は1998年に山学大と酒折連歌賞実行委員会が発祥の地にちなみ創設、今年度で大会開催十周年を迎えた。記念碑は大学正門近くの4本のヒマラヤスギが見守る庭園跡広場に建立され、除幕式には関係者と附属中・高生ら約350人が参列、三枝昂之選考委員ら代表15人が白布の先端の綱を引き完成を祝った。碑は高さ2m16cm、横幅2m62cm、黒御影石で巻物風に縁取られ、表面は神話の山をイメージしたブロンズの浮き彫りレリーフ、裏面には賞の由来が銅版にエッチングされている。
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