VOL847 2009.3.16号
モグス選手がケニアから戻り涙で会見
〜木村コーチとご家族に申し訳ない気持ちで一杯〜
〜今はまだ走る気持ちになれないと心情を告白〜
 

メクボ・ジョブ・モグス選手(商学部4年)と山学大陸上競技部の上田誠仁監督は3月13日、山梨学院広報スタジオで記者会見を行った。モグス選手は、ケニア帰国中の2月9日に交通事故を起こし、助手席に同乗していた山学大OBで4月から所属するアイデムの木村翔コーチ(26歳)が意識不明の重体、自身と後部座席に乗っていたオンディバ・コスマス選手(現代ビジネス学部1年)は打撲傷の軽傷を負った。事故直後に上田誠仁監督がケニアに飛び、医療用ジェット機をチャーターし木村コーチを日本に搬送、故郷の和歌山県内の専門病院で治療を受けている。モグス選手は事故処理などでケニアに留まっていたが3月12日に日本に戻り、病室を見舞った後13日に帰校して記者会見を行った。「木村コーチとご家族に申し訳ない気持ちで一杯、1日でも(早く)良くなってほしいと願っています、本当にごめんなさい」、涙で言葉を詰まらせ「今はまだ走る気持ちになれない」と沈痛な表情で話した。
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