VOL850 2009.3.23号
巨人V9を支えた左腕エース
〜高橋一三氏が山学大野球部監督に就任〜
〜関甲新リーグ優勝を目指したいと抱負〜
 

山梨学院大硬式野球部監督に就任する高橋一三氏(62歳・広島県出身)が3月23日、山梨学院広報スタジオで就任会見を行った。高橋氏は巨人V9時代に右の堀内恒夫・左の高橋一三と謳われた元巨人軍左腕エース。1973年に年間23勝を挙げ2度目の沢村賞に輝いた他、日本ハム移籍後の1981年には日ハムのリーグ優勝にも貢献、現役引退後は巨人と日ハムの投手コーチと巨人2軍監督を務めた。高橋氏の二男一人氏は5年前の山梨学院高野球部主将、プロとアマの垣根が低くなったのを機に、かねてから親交のある高橋氏に大学は監督就任を要請していた。日本野球協会が3月9日付けで高橋氏を「元プロ野球関係者の大学野球部監督に関する特別審査資格認定者」に承認したのを受け、4月1日付けで山学大硬式野球部監督に就任する。記者会見で高橋一三新監督は「チームを関甲新リーグの優勝争いに絡むチームに育て、大学選手権に出場するよう一歩一歩進めていきたい」と語った。
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