VOL864 2009.4.27号
第61回春季関東地区高校野球山梨県大会(第6日目)
山学 甲府西を7回コールドでベスト8
5番・松浦 1回裏二死から同点三塁打で劣勢払拭
 

山梨県高校野球連盟は4月27日、小瀬球場と富士北麓で第61回春季関東地区高校野球山梨県大会(第6日目)2回戦2試合と3回戦4試合を行った。小瀬球場の第3試合は山梨学院大学附属高校 対 甲府西高校戦が行われた。山梨学院は1回表、先発の左腕・荒井康平(3年・甲府南シ)が、四死球3の単打、そして2塁打と思わぬ乱調で2点を先取された。その裏、二死一・二塁で5番・松浦航平(2年・青葉緑東シ)が劣勢を払拭する中越え三塁打で2対2の同点とした。再び、2対3とリードされた3回裏、1番・細谷竜児(3年・高崎ボ)の中前安打 、2番・鈴木悠介(2年・青葉緑東シ)の一塁線へのセーフティーバントで二・三塁 。続く3番・小林夏樹(2年・長野北シ)の犠打でそれぞれ進塁させ、主将4番・羽田翔(甲府南シ)の左前適時打で再び3対3の同点とした。さらに、一死一・三塁、相手遊撃手の連続3失策を誘い6対3と逆転。続く8番・杉田康太郎(2年・羽村シ)の中前安打で満塁にし、9番・中根龍也(2年・大田シ)の左前適時打で7対3として試合を決めた。守っては、2回二死満塁で荒井の後を引き継いだ左腕・中根龍也が死球で1点を失ったものの見事に火消し役を務め、エース右腕・山田祐也(3年・猿橋中)にリレー。エース・山田は6回と7回をピシャリと抑え、7回コールドの12対3で勝ち、ベスト8へと駒を進めた 。次は5月2日午前11時から小瀬球場で甲府南高校と東海大甲府高校の勝者とベスト4進出を賭けて戦う。
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