VOL868 2009.5.4号
第61回春季関東地区高校野球山梨県大会(第9日目)
山学・準決勝1対3で関東への出場権を逃す
〜 羽田の犠飛1得点のみで反撃ならず 〜
 
山梨県高校野球連盟は5月4日、小瀬球場で第61回春季関東地区高校野球山梨県大会(第9日目)準決勝2試合を行った。第1試合は奇しくも秋と同カードの山梨学院大学附属高校 対 日本航空高校の試合が行われた。先攻の山梨学院は、強打の東海大甲府に105球で完投完封勝利を収めたエース右腕・山田祐也(3年・猿橋中)をマウンドへ送った。山学は2回裏の一死後、5番・中前安打、6番・左前安打で一・二塁。二死後、8番に左前安打され満塁。このとき左翼手のバックホームを捕手が後逸する失策で、難無く三塁からランナーを生還させ先制点を奪われた。3回表8番・杉田康太郎(2年・羽村シ)が死球で出塁し犠打で二塁へ進塁。1番・細谷竜児(3年・高崎ボ)の左前安打で一・ 三塁。2番・鈴木悠介(2年・青葉緑東シ)の四球で、一打逆転の一死満塁とした。しかし、3・4番がスライダーで三振に打ち取られて絶好のチャンスを潰した。山学は0対2とされた8回表、エース右腕・山田の左前安打、一死後2番・鈴木、3番・小林夏樹(2年・長野北シ)の連続左前安打で一死満塁と再び大きなチャンスを迎えた。続く主将4番・羽田翔(3年・甲府南シ)の犠飛で1対2と追撃するが、その裏に追加点を奪われ反撃の芽を摘まれ1対3で負け関東への出場権を逃した。須田喜照監督は「準々決勝や投手戦のときは、少ないチャンスをものに出来るか出来ないかが勝因を決める」と振り返った。
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